この前実家へ行った帰りに、熱海のMOA美術館へ行ってきました。
いつも実家へ行く度に、行ってみたいな〜と思っていたけどなかなか時間がなくて、やっと行くことができました。
入口を入ってすぐ、長いエスカレーターを上っていくと
美しい円形の天井が!
プロジェクションマッピングで、万華鏡のようなカラフルな模様が映し出されていました。
なぜこんな長いエスカレーターを上っていくのかしら?と思ったら、
こんな見晴らしのいいところに美術館の本館があるからなのですね。
美しい彫刻のカップルも、熱海湾を眺めていました。
美術館本館の入口の自動ドア。
これもアート作品。自動ドアまでアートなんて珍しいですよね。
夏に観に行ったアーティゾン美術館の作品を思い出しました。
MOA美術館は東洋美術の作品が多く展示されていて、茶道のお道具や掛け軸などもたくさんありました。
有名な黄金の茶室の復元も!
復元って、本物じゃないんでしょ?と侮ることなかれで、多くの文献史料に基づいて、現代の技術を集結し、当時の姿を見事に蘇らせています。
私は残念ながら茶道も東洋美術の知識も乏しいのですが、じっと眺めていると、美しいなぁと感じる部分が見つかったり、どうやったらこんな模様になるのか?と考えたり、繊細な部分に驚いたりと、自己流に楽しんで鑑賞しました。
ひとつひとつの草花が、繊細に描かれている屏風
花瓶カバーのようなもの。素朴で美しい。
国宝 紅白梅図屏風のオマージュ作品。
この日は特別展「十三代三輪休雪 茶の湯の造形」が開催されていました。
これはなんと、茶碗なのだそうです。
まるで大自然から切り取ったような、エネルギーあふれる作品です。
こちらは花器。
お花を生けたら、絶壁に生える花のように美しいのだろうな。
展示では、三輪休雪氏の制作風景を映像で紹介していました。
作品の大きな特徴ともいえるこの白い雪のような模様は、藁灰(稲藁を焼いて作った灰)でできた真っ黒な釉薬が、焼成で真っ白に変化してできたものだそうです。
真っ黒な釉薬がこんなに真っ白になるなんて、魔法のようです。
茶の庭という、庭園も行ってみました。
和と洋が素敵に融合したような門。思いついた人のセンスがすごい。
こちらは尾形光琳のお屋敷の復元。
中は入れないのですが、とても美しい建物とお庭でした。
まるで絵のように美しい枝。
コレクションはもちろん、建物もお庭もとても美しくて、見ごたえがありました。
紅白梅図屏風の展示期間に、またぜひ行ってみたい!と思いました。
今日もお読みくださりありがとうございます。
素敵な一日を! ↓
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