妻ひとりで家計を支える重圧

大黒柱妻のメンタル

前回の記事、お陰様でいつもよりPV数が桁違いで多くて、自分でもちょっとびっくりしました。

外国人の夫が無職だと辛いことベスト3

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前回のベスト3で、それぞれ私のコメントを書いたのですが、今日はそのうちの3位「ひとりで家計を支える不安」について掘り下げて書いてみようと思います。

 

収入のパイプが1本しかないので「もし自分が倒れたら・・・」という不安に押しつぶされそうになる

普段はそこまで不安に思うこともなくて、大体お気楽に生きているのですが、疲れやストレスなどで体調がちょっと悪くなった時などにふと、

もし自分が倒れてしまったら、そしてもし働けなくなってしまったら、生活できなくなってしまうかもしれない・・・

と、まるで見えない何かに押しつぶされるような気持ちになることもたまにあります。

私は最近はどちらかというと楽天家というか、お気楽な性格になったので、そんな気持ちがやって来ても数秒後には「ま、なるようになるさ〜」と思い直して不安な気持ちを流してしまうのですが(単純な性格なのでね)、昔から楽天家だった訳ではありません。

私も昔は「せめてバイトやパートでもいいから、夫が働いてくれたらな・・・」と淡い期待を抱いていたこともあったし、不安な気持ちを何日も抱えて、ウジウジ&悶々としていることもよくありました。

じゃあなぜ、今はそんなお気楽に変われたのか?というと、大きなきっかけがあって変わったと言うよりは、日々いろいろなことを知ったり、経験したり、考えたりする中で、少しずつ変わっていったという感じです。

 

ある時ふと、こんなことを思いました。

 

ひとりで家計を支える不安って、きっと男性でも同じことなんだろうな

 

それまでは、なんと言うか「自分だけが辛い、不幸だ」というようなことを思うような人間でした。

でも、不安に思うのは妻も夫も関係ない、男性だってひとりで家計を支える重圧があるのだろうと思ったことがきっかけで、不安な気持ちが軽くなったことがあります。

 

夫が無職だから「自分だけが辛い・不幸だ」と思っていた

結婚当初は派遣事務員だったので”手取り18万&交通費もボーナスもなし”で、年収300万未満で、常に節約生活でした。節約生活は、現在も変わりませんが・・・

その頃はエアコンなし物件に住んでたので、夏は扇風機とうちわで猛暑をしのいだり、駅前などで配っているポケットティッシュを毎日せっせともらってきたり(笑)、今思うとやりすぎ?!と自分でも笑ってしまうぐらい節約していました。

もちろん、好きな人と結婚して一緒に暮らせていることは幸せだと感じていましたが、それでも、普通に収入のある男性と結婚している女性と比べたらどうみても貧乏で、自分は劣っているような惨めな気持ちもありました。強がりな性格なので、周囲の人にそう思われたくなくて、気にしてないように装ってましたが(^_^;)

世の中では「男性は働いて、妻より多く収入を得て、家族を経済的に支える」ことが普通とされています。今は変わりつつあるようにも感じますが、私が結婚した2010年頃はまだ主流の考え方だったし、最近まではそうだったと思います。

だから、派遣OLのお給料で旦那を養う結婚なんて、ある意味”負け組”(この言葉、懐かしい・・・!)、女として不幸なのかなとか、自分は可哀想みたいな気持ちも持っていたと思います。

もちろん自分で選んだ結果なので自業自得なんですけど・・・

それでも、最初は夫をずっと養うつもりではなかったし、一時的なつもりだったのにいつまでも夫は無職だし(笑)、そのせいで自分ばかりが辛い思いをしている、みたいに思ってしまうこともありました。

 

自分だけではないのだ、という気付きが、心を軽くしてくれた

でも「ひとりで家計を支える不安は、きっと男性でも同じことなのかも」と思った時、いつもの通勤電車や街にたくさんいるサラリーマン男性や、職場の上司なども、こんな不安を一瞬は持つことがあるのかも知れない、と思ったのです。もちろん、私の妄想かもしれないんですが(^_^;)

そうしたら、自分だけが辛いとか不幸という気持ちが離れていったんですよね。

「自分だけではないのだ」という気付きは、心に重くのしかかるものを、ほんの少しですが軽くしてくれました。

誰だってひとりで家計を支えることになれば、不安になるのは当たり前だと思ったら、自分だけが辛い・不幸と感じるなんて意味ないな、と思えたんですよね。だってみんな同じかもしれないから。

自分が女だからと言って、妻の私ひとりで家計を支えるのは男性より大変!と思うのは、ちょっと偏った考え方なのかもしれないな、だったらそこまで重圧感じる意味ないな、と。

そんなこと言っても、昔から男と女では立場も役割も違う、という考え方もあるかと思います。

けれど、不安を感じるのに性別なんて関係ないですよね。それを見せるか見せないかだけの違いなのでは、と私は思います。

実際、最近は大黒柱バイアスという言葉があって、男性も大黒柱の重圧に悩んでいる、というのは私の勝手な妄想ではなかったようです。今までは男性がそれを見せることを世間が許さなかっただけなんですね。

 

小さな気付きの積み重ねが、少しずつ自分を変えていった

自分だけではないのだ、という気付きだけで、ひとりで家計を支える不安が解消された訳ではありません。

でも、こういう小さな気付きの積み重ねが、少しずつ自分を変えていったように思います。

もし不安や不満に浸っているだけだったら、きっと今も自分だけが辛いと思って、夫や周囲のせいにしていただろうし、悲観的にしか考えられなかっただろうし、人生も悲しくつまらないままだったと思います。とっくの昔に離婚してたかもしれないし(^_^;)

少しずつ変わっていったおかげで、不安を克服するためにいろいろ考えたり実践したりすることもできるようになりました。

ただ悩むだけではなく、節約術をいろいろ調べて実践したり、コツコツ貯金したり、お金の勉強をしたりと、ひとつずつ行動していって、経済的不安を少しずつ減らしてきました。

もちろん、まだまだ完璧ではないので、ときには不安を感じることもあります。

だから最初に書いたように、未だに「私がもし倒れたら・・・」とか不安に押しつぶされそうになることもあります。人間なのでね(^_^;)

でも昔みたいにいつまでもウジウジしなくなったおかげで、幸せだな、ありがたいな〜と思える瞬間もたくさん持てるようになりました。

不安があっても、嫌なことがあっても、幸せだな、ありがたいな〜と思えることが同じぐらいあれば、人生そんなに悪くないものです。

私もまだまだ修行の身、もっと多くの気付きを得てマシな人間になりたいものです。

 

あなたもきっと、そんな気付きが今までにもあったのではないでしょうか。どんな気付きが自分自身を変えてくれましたか?

感想お待ちしてます(*^^*)

 

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