こんにちは、かぜうさです。
国際結婚して無職&24歳年上のフランス人夫を9年間養ってます。
私がまだ独身だった頃、沖縄へ1か月ほど一人旅をしていた時の話です。
石垣島から、日本最南端の有人島の波照間島へ行くため、フェリーに乗っていました。
1月の閑散期でしかも平日だったので超空いてて、お客さんもまばら。
ぼーっとしていると、前方の操縦席(扉は開けっ放し!)のおじさんが、無言で「こっちおいで」って感じで、分厚い手をひらひらさせて私を呼びました。
なんと、操縦席に入れてくれたんです。
船の操縦席なんて初めて見るので、うわ~!と興奮する私。
おじさんは「やってみ」と、船のハンドルの前に私を立たせてくれました。
(船は自動運転モードだったので、ご安心を・・・)
初めてあの、輪っかのようなハンドルに触って、すっごくわくわく!
おじさんは私が持ってたデジカメで、船を操るポーズをとる私の写真を撮ってくれました。
ひとり旅の、素敵な思い出です。
ふつう、こんなに気軽にお客さんを操縦席へ入れたりはしないですよね。
あぁ、沖縄だな~ってその時は思ったんですけど、こういう感覚、沖縄を、とくにローカルな場所や人に出会ったときによく感じました。
でもそれを言葉に出来ずにいたのですが、ちょっと前に読んだこの本に、答えが書いてありました。
沖縄の人は、自分のルールで他人に優しくできる
著者の岸さんは「自治の感覚」と呼んでいました。
ルールとか、暗黙の了解とか、世の中にはたくさんの決まりごとがあるけど、それよりも先に、自分のルールがあって、それに従って生きる。
いい意味のおおらかさ、いつでも持てる人間になりたいですね。
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