以前老後についてのご質問をいただいたことがきっかけで、”老後”について改めて考えるようになりました。
老後はまだまだ先・・・と思っていたけど、アラフォーだしそんなに先でもなかった(笑)
そしてよく考えたら、夫はもうすでに老後(笑)?
ということで、ちょっと勉強しようと思ってこちらの本を読んでみました。
人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略 [ 田村 正之 ] 価格:1,870円 |
年金制度についての詳細から、イデコ・つみたてNISAを併用して定年〜年金受給までの期間に備える戦略などが、わかりやすく(本当にわかりやすい文章で)書かれていて、年金についての知識がほぼゼロだった私でも大まかなことがよく理解できて、本当に勉強になりました。
老後不安を感じている方には、というか、現役世代には必読の書と言っても過言ではないぐらいおすすめです!
で、この本を読んで夫と自分の「ねんきん定期便」を引っ張り出して確認したり、ネットで更に調べたりしていたら衝撃の事実が・・・!
なんと、うちの夫はいつの間にか(というか数ヶ月前の前回の誕生日から)第3号被保険者ではなくなっていました。
え?私の扶養に入ってたら第3号のままではなかったの?(知識ゼロだったのでそう思っていた)
と思って調べたら、第3号被保険者(サラリーマンに扶養されている主婦&主夫)の条件は、
20歳〜60歳まで
でした。
だから数ヶ月前に60歳になった夫は、年金の被保険者から外れていたのです。
よく見たら、定期便のハガキにそれっぽく書いてあったのですが、私は全く読んでいませんでした。
そしてハガキをちゃんと読んだら、なんと・・・
夫はすでに、年金の受け取りに必要な納付済み期間を満たしていました!
え?もらえるの????
って感じでこれまたびっくり。
てっきり、40年未満は受け取れないと思っていました。
平成29年8月の改正で、10年納付すれば年金は受け取れるようになったとのこと。→ソース
受け取れると言っても、65歳からなのと、11年ぐらいしか納付済み期間がないので年間でも微々たる金額ですが(^_^;)
で、検討した結果、国民年金に任意加入&保険料を支払って、年金の受給額UPを目指すことにしました。
月16,000円ちょっと支払う必要があるので結構大きな出費で、最初夫は猛烈に反発しました。
なので、夫の年金を狙っている夫の老後を案じる心優しい妻は、支払う保険料と受け取れる年金額についてちまちまと計算したところ、
・10年以上受け取れば(受給後10年以上長生きすれば)、支払った保険料の元が取れる→参考
・付加年金(月額400円)もプラスすると、さらに受取金額を上乗せできる
(こちらは2年で元が取れる)
ということが分かったため、金額を示して夫に伝えたところ、なんとか理解してもらえました。
もちろん長生きするとは限りませんが(夫は”いつまで生きるかわからないのに月16,000円も払いたくない”とほざいた)、長生きしないとも限りません(私は”でも長生きしないという根拠もどこにもないだろうが!”と反論した)。
年金はそもそも、長生きリスクに備える保険商品と考えると(上記の本の受け売りですが)、長生きリスクのために任意加入するというのは理にかなっている、と夫を説得して、なんとか納得してもらえました。
ということで翌週、有休を取って任意加入の手続きをするために夫と区役所へ行くことにしました。
つづく・・・!
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コメント
かぜうささん
老後の資金や年金についての記事、大変ありがたいです。外国人の方で払い損になる可能性があるから、払わない方もいるようですが、社会保障協定のある国では、本国の年金支払い年数を合算できるようなので、将来への投資として重要ですよね。
私の夫も最近第三号になったばかりで、加入期間が60歳までの話を聞いてかなりびっくりしました。勉強になりました。ありがとうございます。
国民年金、高いですよね~。
ちなみに、フランスの方の制度はいかがでしょうか?
我が夫の某国では、受給年数に満たない支払い年数でも、基礎年金がかなりの額もらえるようですが、申請より直近の数年は母国にすんでいないといけないと、昨日調べて分かりました。
調べてみないと色々わからないですね!
Ositaさん
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
お返事遅くなりごめんなさい。
私も、今回”自分ごと”になるまでは、年金については本当に無知でした。
メディアの情報だけ見ると、いつまで日本に住むか未定の外国人には「払い損になる」とか、私たち日本人にとっても「年金なんて、払っても将来もらえるかわからないし・・・」という誤ったイメージが独り歩きしているということを今回改めて知りました。
何でもそうですが、自分で調べるって本当に大事ですね。
私もまだまだ知らないことだらけなので(フランスの年金制度についてもちゃんと調べなければ・・・!)、コツコツ勉強しないとです(^_^;)