一年の締めくくりなのにモヤモヤした出来事・・・からの教訓

大黒柱妻のつぶやき

あっという間に12月31日になってしまいました。

きっとあなたも、そして世の多くの人も、この一年を振り返り、来年への新たな抱負を胸に描いていることと思います。

私も数日前に今年の振り返りと来年の目標などを立てて、よし!これで2022年を迎えられるぞ!と意気込んでいたのですが、最後の最後に、まるで神様が、

 

待ちなさい、もうひとつ残っていますよ

 

と、私に教えてくれるかのようなことがありました。

自分の心の整理ということで、書き残しておこうかと思います。

 

年末年始なので、親族や普段会えない人に会う機会も増えますが、昨日は私もたまたまそういう機会がありました。

そんな中、久しぶりに(笑)夫が無職であることを否定されるような言葉をもらうことがあって、ちょっと傷ついてしまったんです。

もちろん、その人は私を傷つけたくて言った訳ではなく、話のなりゆきでポロッと口から出てしまっただけなので、悪気がないのは十分分かりました。

普段私は、このブログでも「配偶者が無職であることをいじられても気にしない!」とか「メンタル強くして・・・」「無職は悪いことではないのだから堂々としよう!」とか書いてますが、やっぱり11年経っても、傷つく自分はいるのだと、改めて思い知らされて、凹んだ凹んだ(笑)

昨日は家に帰る道すがら、そして家についてから、寝る間際も、というか布団に入ってからも延々とそのことが頭から離れなくて。

昔はそのモヤモヤをどうしていいか分からず、ずっと抱えたままでいて、ふとした時に爆発させてしまったりしてましたが、昨日はこんなことを考え続けていました。

 

この出来事から拾える教訓はなんだろう?

 

私の大好きなワタナベ薫さんがよく発信なさっている「悪い出来事からも学びをすくい取ること」。

寝る間際までずっとそれを考えていて、でも答えが出ないまま眠りに落ちたのですが、今朝目が冷めた時、

あ、そうか・・・

と胸にストンと落ちたのです。

 

ひとつは、傷ついてしまうほど、私は夫のことを大切に思っているということに気づかせてくれたんだということ。

ある心理学の研究によると、私たち人間は、家族や恋人・友人など、親しい関係の人が痛みや辛さを感じていることを知ると、脳の「自分が痛みや辛さを感じたときに活発になる部位」が同じように活発になるのだそうです。人は見えない何かで繋がってる、というのはポエティックにも聞こえますが、あながち間違いとは言えないようです。

だから、自分が大切に思っている人を否定され(たように感じ)ると、傷ついてしまうんだな、ということに思いが至りました。

それは”夫は私にとって大切な存在だ”ということに他ならぬこと。

そう思ったら、傷ついたと感じたことも納得できて、霧が少しずつ薄くなって消えていくかのように、心のモヤモヤが晴れていくような感じがしました。

 

ふたつ目は、他者を傷つけるような発言や行動をしないよう、常に注意して、慎みを持って生きなければいけないということに、改めて気づかせてくれたということ。

私自身も、気づかないうちに、きっと誰かを傷つけてしまうような発言・行動をしてしまっていることが少なからずあるのだ、ということに気付いて、反省しました。

365日、周囲に心を配って生きることは簡単ではありません。身近な人には特に、それが出来ていないということも多々あります。自分自身に対してですら、それが出来ないものですしね。だけど、それは本当に大切なことなのだ、ということに改めて気づかせてもらえました。

 

最後3つ目は、2021年の最後の最後に、この心のモヤモヤが出てきたということは、この一年の業が消えたのだから、ありがたく感謝をしようと思えたこと。

今年、稲盛和夫さんの有名なエピソードを知ることができたのですが、その中に、心に深く残る言葉がありました。

稲盛さんが人工骨や通信といった新規事業に取り組んでいた際、それが法律に違反していると批判を受け、メディアから厳しいバッシングを受けたことがあったそうです。

その際、稲盛さんが私淑していた京都・円福寺の西片擔雪老師からこんな助言を受けたのだそうです。

 

これで過去の一切の業が消えるのだから、お祝いをすべきことですよ。

これからはさらに善いことに努めたらよいのです。

 

私はただの凡人で、稲盛さんのような大変な偉業を遂げることは今まではもちろんこれからもないと思うし、また人間としてもあれほどに素晴らしい御方のようには、どんなに頑張っても到底辿り着けませんが、この西片老師の言葉は、私の心に深く残りました。

この教えを知ることができて、私自信本当に良かったし、救われたし、そしてこの先の人生で大きな助けとなる強力な助っ人を手に入れることができたような気がして、本当に幸運だったなと思います。

私がちょっと傷ついただけで、こんな素晴らしい教えを使って自分を慰めるのは、本当の困難に立ち向かっている人に対して失礼かもしれないけど(^_^;)

 

こんなちっぽけなモヤモヤで、なんでこんなに大げさに・・・と笑われるかもしれませんが、以前の私だったらきっと「一年の締めくくりに最悪・・・」と凹んで終わることはあっても、こうやってモヤモヤを成仏させることはできませんでした。だからこうして気づけたことが、とても嬉しいのです。

そう思うと、このタイミングでモヤモヤがやってきたのも、きっと神様がヒントを与えてくれたのかもしれない、という気持ちになります。

ただの偶然だとしても、私には意味のある偶然で、それは本当にありがたいことで、感謝の気持ちが湧き上がってきます。

人生は良いことも悪いこともあるものですが、どんなことにも感謝できる心をこれからも忘れずにいたいな、と改めて思いました。

 

最後に、2021年も当ブログを読んでくださり、またコメントをいただき本当にありがとうございました。

こんなに更新頻度が低いのに、毎日どなたかが見に来てくださって、そしてランキングのバナーを押して応援してくださる方がいらっしゃって、とてもありがたいです(;_;)

おかげ様で、こうやって細々ながらもブログを続けられています。

今年もあと少しで終わってしまいますが、どうぞ皆さまも良いお年をお迎えくださいね。

あなたにとって、2022年が素晴らしい一年になりますように。

 

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