外国人夫が無職で、自分が惨めに思ってしまうとき

大黒柱妻のメンタル術

んにちは、かぜうさです。

国際結婚して、24歳年上&無職のフランス人夫を8年間養ってます。

 

今日はちょっと弱音を吐こうと思います。

いつもこのブログで「外国人夫が無職でも、他人と比べずに自分の人生を生きよう!」と書いています。

・・・が、私も人間なので、24時間365日そう思い続けることはできません。

ときには他人がうらやましく思うこともあり、

「はぁ~、うちの旦那もバイト程度で十分だからちょっとだけでも働いてくれたら・・・」

「うちの旦那も主夫なんだから、もっと家事頑張ってくれたっていいのに・・・」

「普通の(仕事を持つ)男性と結婚していたら、私の人生もっと裕福だったんだろうか・・・」

とか思ってしまうことも正直あります。

夫には申し訳ないな、と思うのですが(^_^;)

 

どんな時にそう思うかというと、大体は職場の人や友人、離れて暮らす家族など、割と近しい間柄の人のグッドニュースを聞いたときですね。

これが赤の他人だったら「いいな~うらやましい!」とそこまで思うことがほとんどないのに。

・友人の結婚式で、綺麗なウエディングドレス姿を見た時

私たち夫婦は入籍だけで、結婚式もフォトウエディングもしませんでした)

・友人が家を買った、赤ちゃんが生まれたという知らせを聞いたとき

(私の稼ぎだけでは一生家は買えない&色々考えた末、子供も作らないと決めたのですが)

・妹の旦那さん(もちろんガンガン稼いでます)が家事にとても協力的と聞いたとき

妹の旦那さんは、本当に良い旦那さんなんですよ・・・!)

などなど、とても嬉しいニュースだし、こちらも幸せな気持ち&ほっこりするようなことばかりです。

もちろん、9割(いや、8割くらいかな笑)は祝福の気持ちだったり、嬉しい気持ちになるのですが、心の片隅で、本当はどうしてもうらやましい気持ちを感じてしまいます。

そして自分がなんだか惨めな存在に思えてきます。

 

またそんな自分を認識するたびに、普段はきれいごとを言っているけど、自分が本当は心の歪んだ、とても悪い人間なのではないか・・・と感じて、自己嫌悪に陥ってしまいそうになることもしばしばあります。

夫が無職なこと、私が大黒柱として家計を支えることは、もちろん成り行きでそうなった(若気の至りで後先考えずに夫と結婚した、とも言う)とは言え、最終的には私自身が考えて選んだ道です。

だからそこについては言い訳しないし、夫のせいで自分が不幸になったとは思いません。

 

結婚式だって、ふたりで結婚を決めた時に夫が「沖縄とかで二人だけでする?」と聞いてくれたけど(←お金ないのに!)、そもそもお金の余裕もなかったし、結婚式するぐらいだったらそのお金は生活に回すべきと思い「しないでいいよ」と私が提案して、しないことに決めました。

余裕が出てきてからすることもできたけど、今さら結婚式やらウエディングドレス着て写真やら撮るのもな~(だったらそのお金で旅行したいし)と思うのと、たぶん死ぬ前に「しとけばよかった・・・」と後悔することもないだろうと思うので、今のところはしないつもりです。

もしかしたら将来気持ちが変わって、おじいちゃん(夫)&オバサン(私)がウエディングドレス姿の、どう見てもコントにしか見えない写真を撮るかもしれませんが(笑)

 

それに今日までの8年間、たくさんの本を読んだり自分で考えたりしながら「他人と比べない生き方」を目指すべく、メンタルも鍛えてきました。

実際、8年前に比べて何倍もタフになったと自負してます。

だからうらやましいと思ったり、惨めに思ったりするはずがないじゃない・・・!

と頭では信じていたんですけど、やっぱり私も人間なので、ふとした時にどうしてもそういう気持ちが沸いてしまいます(T_T)

 

今までずっと「それは自分が人間としてまだ未熟だから」とか「まだまだ鍛錬が足りないから」と思ってきました。

もっとメンタルが強くなるよう、努力しないといけない、と。

でも、うらやましい気持ち0%になるのは、たぶん無理なんですよね。

(20%を15%もしくは頑張って5%くらいに下げることはできるかもしれませんが)

だったら、いっそのこと「そっか、私は彼女のことがうらやましいと思うんだね」と、うらやましいと思う気持ちを否定せず、認めてあげる方がよっぽど健康的なのだ、ということに、最近やっと思いが至りました。

否定しようとすればするほど自己嫌悪に陥るし、無理やり感情を消そうとしても消せないから。

ちょっとだけ、ストレスが和らいだような気分です。

 

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