14年ぶりに両親とお正月を過ごす

大黒柱妻のつぶやき

今日は実家の両親に会ってきました。

Uターンラッシュ&箱根駅伝であちこち激混みの日にも関わらず(笑)

 

私は大変親不孝な娘で、お恥ずかしながら東京へ来てからずっと、お正月は実家へ行っていませんでした。

父が認知症になってからは、普段定期的に実家へ行っているのですが、年末年始は年末に日帰りでお墓参りがてら行くので、それで済ませちゃってました。

年末に行って数日後のお正月にまた行くのも面倒&旅費もかかるので・・・というセコい理由でした。

でも両親、特に父は認知症になったこともあって少しずつ老いてきて、この先あと何回お正月を迎えられるんだろう?とふと思ったら、今年は行こうかな、と気持ちが変わりました。

気持ち変わるの遅すぎですね(^_^;)

もちろん母と二人で元気に長生きしてほしいので、私の心配をよそにこれから何十回もお正月を迎えてほしいのですが。

 

レンタカーで実家に行き(実家は大変な山奥で、車がないと行けない場所です)、その後両親を乗せて近隣の小さな神社へお詣りと、スーパーへの買い物に一緒に行きました。

最初父は「俺は家にいるから、お前ら(母と私)で行って来い」と言っていたのですが、せっかくお正月なんだからみんなで一緒に行こうよ〜!と私が強引に連れて行こうとしたら父が一言。

 

「俺も行っていいのか?邪魔になんねぇか?」

 

それを聞いてハッとしました。

父は認知症の上に運動不足&大食漢なので、体重90キロ近くあって、歩くのも遅いし車の乗り降りもいつも一苦労なのです。

さらに(認知症の症状なのですが)短気になってしまっていて、レジ待ちとか病院で診察待ちなどが普通の人のように出来ないので、病院やお店で待っているとすぐにイライラして悪態をついてしまうのです。(一緒に行く母や私はいつもヒヤヒヤ・・・)

それでも父は口が達者でいつも明るく冗談を飛ばしているので、自分が邪魔なのでは?みたいなことを思っていたなんて思いも寄りませんでした。

日頃実家へ行って買物などに母を連れて行く際、父が「俺は留守番してるよ、かったるいから」とよく言っていて、私は内心、連れてくのも面倒だから良かった・・・と思ってしまっていました。ひどい娘ですね。

でも、言わなくてもそういう気持ちって伝わってしまうんだな、ととても反省しました。

認知症だからきっとわからないだろう、というのも間違いで、父は自分が認知症なことも、私や周りの人が父のことをどう思っているのかも、本当は色々わかってるんだろうなと思います。

 

車に乗っているとき、父は何度も、

「年が明けて今日初めて外出したなぁ〜」

「天気良くて良かったなぁ〜」

と言っていました。

今日は来てよかったな、と思いました。

 

実家の梅の木が、もう花を咲かせていました。

当たり前だけど、寒くても季節は確実に巡っているんだな、とちょっと元気をもらいました。

 

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