国際結婚カップルの医療保険事情とは?

大黒柱妻のマネー術

先日、読者の方からご質問を頂きましたので、今日はそちらについてお答えします!

Ositaさんからのご質問です。

医療保険の加入というのは皆さんどうなさっているのでしょうか?
私たちは主人が来日してすぐにアフラックの医療保険に加入しました。というのも他の保険会社は約款が日本語で理解できない人は契約者になれないと断られたためです。
実際アフラックでも私が契約者で、主人が被契約者という形式を取っています。
最近、サービス内容に疑問を感じ、乗り換えをしたいと考えているのですが、外国人で契約できるところを見つけられるか、疑問に感じています。
この辺りかぜうささんと共有できたら大変ありがたいです。

 

Ositoさん、いつもブログをお読みいただき&ご質問いただきありがとうございます!

じつは2つご質問頂いていますが、長くなりそうなので今回は上記ご質問についてお答えしようと思います。(もうひとつは次回)

 

まず、ごめんなさい。残念ながら、Ositoさんのお役に立てるお答えができません。

じつは我が家では現在、民間医療保険は契約していないからです。

・・・というか、結婚してからずっと契約してません。

日本の民間医療保険加入率は7割以上とも言われていますので、私のケースは3割のマイナーな部類に入ってしまいますね。正直まったく役立たない回答だと思いますが(笑)、一応書きますね。

未加入の理由は、結婚当初の数年は、

・私のマネーリテラシーがかなり低く、保険に超疎かった

・保険料を払う余裕もなかった(要するにケチだった)

というのが本当のところです。

これは本当に自分が無知だったな、と今では思います。貧乏で貯金がほとんど無いからこそ、民間医療保険に加入すべきだった、まさに反省点です。あの頃、夫も私も健康で病気や怪我にならなかったのは本当に幸運だったし、神様に感謝ですね・・・!

 

そして現在加入していないのは、

色々調べた結果、我が家には必要ないと判断したため

です。

ひとつ誤解しないでいただければと思うのですが、私は「民間医療保険はいらない、無駄だ」とはまったく思いません。

保険料というコストはかかるけど、それだけメリット(金銭面・精神面ともに)もあると思います。自分にとって必要で、かつ保険料を無理なく支払えるのなら、加入するメリットは大いにあると思いますし、私も状況が違えば加入を検討すると思います。

 

ただ我が家の場合は、

・夫婦二人暮らしで子どもがいない(よって貯金をいざという時に使ってもいいと思っている)

・入院した時は大部屋でも良いと思っている(ケチなので差額ベッド代を払うのが嫌)

・多少の金子はある(万が一入院しても、とりあえず当座はしのげる)

という理由で、公的医療保険制度と組み合わせれば十分と判断して、現在は加入はしていません。

民間医療保険に加入しないリスクを取り、保険料分を貯蓄(や資産運用)・予防医療に回して自分で将来に備えることを選んでいます。

もし将来、急に大病にかかって、先端医療を受けないと死ぬ確率が高まるとしたら、その時は未加入だったことを後悔するかもしれません。例えばそういうリスクです。

でも、すべてのリスクに備えようとしたらきりがないので、そこは個人の考え方だと思います。

もし数年後に私がブログで「病気になったけど、保険入ってなかったから今地獄です」とか書いてたら、どうぞ笑って下さい。ホレ見たことか!って(笑)

あとは本当に単純ですが、キャッシュなら自由度高いので、日本語能力の低い夫ひとりでも、ATMに行けばお金は引き出せるだろうから、という甘い考えもあります。

ということで、Ositaさんのお役にはまったく立てませんが、かぜうさ家の保険事情でした。

 

じつは私も「民間保険に加入しない」と改めて判断したのは数年前で、それ以来保険について全く調べてなかったので、今回久々に公的・民間両方の保険について調べました。

私が唯一入っていた「火災保険」の契約書も久々に確認しました。

するとひとつ分かったことがあって、現在契約している火災保険に「個人賠償責補償」がすでに付いてたので、私は自転車保険に入る必要がありませんでした。

数年前から自転車保険が気になって入ろうかどうか迷っていたけど、面倒で先延ばしにしていたのです。Ositaさんからのご質問のおかげで、月々数百円とはいえ、無駄な保険を契約する必要がなくなり、かつ不安の種も減りました。ありがとうございます。

今は本当にいい時代で、わざわざ保険会社や窓口へ行かなくても、「医療保険 必要な人」とか「いらない」とかネット検索すれば、ある程度の情報はすぐにわかります。詳しく知りたければ、保険商品の電子パンフレットもお家で簡単に読むことができます。自分で調べて考えるのは労力が要るし、リテラシーを高めていかなければいけないのは大変ですが、その大切さも改めて感じました。

また今回、保険について改めて調べ、考えてみて、自分や夫との将来について、色々と考え直すきっかけになりました。

民間保険未加入の我が家ですが、いざという時のための準備が不足している部分も具体的に分かったので、ひとつずつ取り組んでいこうと思います。またブログで書きますね。

 

他の国際結婚している皆さんは、民間医療保険の加入はどうなさってるのでしょうか?私もちょっと興味があります(*^^*)

もしおすすめの保険や「うちはこうしてますよ!」というアイディアなどあれば、コメントいただければ嬉しいです。もちろん「保険に入らないなんてありえない!」という批判でも構いませんので、お気軽にコメントどうぞ!

 

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コメント

  1. Osita より:

    かぜうささん

    早速記事にしていただいてありがとうございます!
    そうそう、こういう会話がしたかった!とほんとに嬉しかったです~。
    周りに国際結婚カップルがいなくて、こういう事情を話す相手が欲しくてつい相談しちゃいました。

    加入されていないにしても、それぞれに根拠があり、本人たちがそれで納得しているのであれば、問題ないと思いますし、何より日本は国民皆保険の国ですから、公的支援と合わせれば、なんとかなるというのも事実ですよね!
    実は主人が昨年手術して、高額医療に当たったため、負担軽減の手続きを行いました。それでも、一介の勤め人にはそこそこの金額が請求されましたが、それでも民間保険会社の還付金でなんとか、、、という感じでした。ただ、月額の保険料がそれなりなので、なんだかなあ、というのと、セカンドオピニオン制度があまりにお粗末で契約してる意味あるのかな、いっそ、かぜうささんのようにすっきり契約なし、解約するのもありかも?
    今後を検討していきたいと思います!もう若くないので(笑)
    今後も色々相談させていただきますね!ありがとうございました!

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