外国人夫がストレスで当たってくることはありますか?

夫婦円満のヒント

先日、コメント欄からご質問を頂きましたので今日はそれにお答えしたいと思います。

外国人の夫が無職だと辛いことベスト3の記事のご感想と一緒にご質問いただきました。

こんばんは。だいぶ前に同じ境遇とコメントさせて頂いたものです。
うん、うん、と、納得しながら読ませてもらいました。というのも、我が家に家族が増えたので尚更です。
夫は、日本の生活・習慣に適応が出来ず、、、ストレスが溜まり当たられ喧嘩も頻回です。家族が増えた重圧もあるかと思いますが、かぜうささんの旦那さんはどうですか?

 

みみさん、今回もコメントいただきありがとうございます!

いつもブログを読んでくださり、とても嬉しいです。

ご家族が増えたとのこと、お子さんでしょうか、おめでとうございます(*^^*)!!!

 

さて、ご質問についてお答えしつつ、私が思うことを書いてみようと思います。

うちも喧嘩をたまにしますが(笑)、ストレスが溜まって夫が私に当たってくる、というのはほとんどないですね。妻(私)が鬼嫁なのでお淑やかでとても優しいので、たぶん怖くて当たることができないのかも・・・

さて真面目に回答すると、うちは子無しでお気楽な夫婦2人暮らし&私の親族ともほとんど交流が少ないので、みみさんの旦那様に比べたら重圧は少ないのかもしれません。

夫は人や物に当たるよりも、タバコ吸ったりゲームに没頭したり、辛いことや失敗談もジョークを飛ばしたり、どちらかと言うと、嫌なこともかわして逃げてやり過ごす性格なので(私もいつもかわされて負けを被ってます)、私が夫に当たることはよくありますが(←おい!)、夫が当たってくるというのはほとんどないです。たぶん相手にされてないのかな(笑)

あと、年齢も重ねて(じつは還暦!)人生の酸いも甘いも色々体験してきたことや、単純に”喧嘩するエネルギー”が減ってきたのかもです。(喧嘩はエネルギー要りますよね)

 

でも、日本に10年以上住んでいますがずっと無職だし、日本語も途中で挫折してから全く勉強してないので未だに片言しか出来ないし、そのせいで病院へ行くのも、何か手続きするのも(大人なのにまるで子どものように)全部妻に付き添ってもらわなくてはいけないし、日本の生活習慣なども時々理解出来ないこともあり、交友関係も極端に少なくて、ほぼ引きこもりだし・・・と、書いててなんだか見るからに不幸そうですが(笑)、普段は明るく陽気に振る舞っていて私には直接言わないけど、ストレスは随所で感じているかもしれません。

私もそんな夫を見ていると、考えてしまうことも多いです。

夫は私と結婚したことで、いらぬ不幸や苦労を背負う羽目になったのかな・・・とか。

もし私と出会わず、他の女性と出会っていれば、今頃パリで悠々自適に幸せに暮らしていたかも知れません。

だけど、過去を悔やんでも仕方ない、夫だってパリでの仕事や生活を捨てて日本に来ることを自分で選んだのだから、私が裕福でもなく、才能も野心もない平凡な田舎娘ということを知った上で結婚することを選んだのだから仕方ない、と自分に言い聞かせています。

 

また結婚する時&してから最初の段階で、もっと将来のことを夫と真剣に話し合っていれば、今のようにはなってなかったかもしれません。

何度か話し合おうと私から持ちかけることはあったのですが、夫にはぐらかされて逃げられることも多くて(現実に向き合うのは結構大変。今なら夫が逃げたくなった気持ちも理解できますが・・・)、私も夫とちゃんと話し合えないことがストレスで、話し合うことをなんとなく避けるようになり、日々の暮らしを言い訳にして、将来のことをちゃんと話し合わないままあっという間に10年以上経ってしまった、というのが現実です。

私も結局、現実から逃げてたんですよね。(悪いお手本ですみません。反面教師にしていただければ幸いです。)

どちらが悪いなんて言えませんし、言ったところで過去を変えることは出来ないので、それよりも今何ができるか&今を大事にすることを考えるようにしています。

 

・・・と、ちょっと脱線してしまいましたが、せっかく幸せを誓って結婚したのに喧嘩が続くと、お互い辛いですよね。

特に、私たちのような状況(外国人配偶者が無職、もしくは低収入で妻が大黒柱)だと、好きで選んだ状況ではなくて”仕方なく”こうなってしまったというのもあり、仕事がすぐ見つかるわけでもないし、夫が前向きになれる環境を用意してあげられる方法も分からない、八方塞がりでどうしたらいいか分からない、出口が見えない不安のようなものが常にあると思います。

私自身、夫の辛さやストレスをどうやって軽減させてあげられるか、これ!という良い方法はわかりません。

ただ、「夫だって日本で暮らすストレスや辛さを抱えているのだ」ということを忘れないようにしようと意識はしています。

私も人間なので、喧嘩するし時にはぞんざいに接してしまうこともあるけど、「夫も辛いのだ」と慮る心があれば、夫への接し方も変わるし、それが夫にも伝わるものだと思います。

それに、喧嘩してもいいのです。心理学のある調査結果によると、喧嘩はカップルが長期間良好な関係を築くためには必要なものなのだそうです。

夫婦円満のワクチン

今までうちも、結婚してから11年と4ヶ月、くだらないことも含めて(というかくだらないことの方が多かった?)数多の喧嘩をしてきましたが(笑)、多少は夫婦円満の糧になったかな?と信じてます。

喧嘩しても、ちゃんと仲直りすればいいんです。しばらくすると忘れてまた喧嘩するけど、またちゃんと仲直りすればいいんです、だって夫婦なんだから。

そんな喧嘩ばっかりするなんて、子どもか!成長できてないのかよ!って感じだけど、いくつになっても、自分の中に子どもの部分があってもいいよね?だって人間だもの、と開き直ってもいいんじゃないでしょうか。

以前も引用しましたが、チャップリンはこう言いました。

 

人生はアップで見ると悲劇だが、ロングで見れば喜劇だ

 

将来「私たち、昔はくだらないことでしょっちゅう喧嘩してたよね〜」と笑えたら上出来です。喧嘩した甲斐があるってものです。

なんだか答えになってないかもしれませんが、少しでもみみさんのヒントになれば幸いです。

 

もし今日の記事を読んで、あなたも何か思ったことがありましたら、コメントでもお問い合わせフォームでも、メッセージいただければ嬉しいです。反論も大歓迎です(^o^)

寒い日が続きますので、皆さまもどうぞ温かくしてお過ごしください。

 

今日もお読みくださりありがとうございます。 クリックしてくださると嬉しいです(^^♪ ↓




コメント

  1. みみ より:

    ブログテーマにして下さりありがとうございます。

    かぜうささんとうちの夫は性格的に真逆な感じがしました。
    夫は自分でやりたい、理解したい性格なので余計ストレスが溜まりやすいのだと思います。私は適当主義なので、、ぶつかりますよね(^_^;)

    特に子供が生まれてから子育てに対して夫は忍耐力が乏しく、ずっと家にいなければいけない状況が続くこと、育児にとてもストレスを感じてしまいました。そんな状況でも仕事をしていないと保育園にも預けられず、色々苦労しましたが今では保育園で子供を預けられているのでなんとかやっていけています。

    夫に日々色々欲求されることもありますが夫の立場や性格を受け入れて夫が不自由しないよう日本での生活を送れるようフォローしていくことが大事ですね。
    仕事と子育てでキャパオーバーになることもありますが、またその時はお話しさせてください(^^)

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