外国人夫が無職だからって、恥じることはない。

大黒柱妻のメンタル術

こんにちは、かぜうさです。

国際結婚して24歳年上&無職のフランス人夫を8年間養ってます。

 

夫が無職だと、初対面の人に「旦那さんはお仕事何してるの?」と聞かれたとき、説明するのめんどくさいですよね。

初対面じゃなくても、久しぶりに会った人に「旦那さん、仕事見つかった?」とか聞かれることもありますしね。

 

私も結婚して数年ぐらいは、聞かれた時はすべての方に正直に「今は日本語勉強中なのでごにょごにょ・・・」とか「主夫です」とか答えていました。

べつに嘘ついてる訳じゃないんですけど、答える度に心がズキッとしたり、こちらに落ち度があるような嫌な気持ちを感じてしまって、その後しばらく鬱々としたり・・・

とにかくストレス感じまくって本当に辛くて辛くて、なんで夫は仕事を見つけてくれないの?と八つ当たりしたい気持ちを我慢して、でも我慢の限界がきて夫にぶちまけて辛く当たってしまったりと、そんなことばっかりでした。

 

でも、最近はやっとそういう気持ちとうまく付き合えるようになってきました。

今でも「旦那さんは仕事何してるの?」攻撃(笑)を受けることがたまにありますが、そこまで親しい間柄にならなそうな場合だったら、正直に答えると説明が面倒なので「個人でフランス語レッスン教えてます」とか適当に答えてます。

それでその話題はおしまい。

嘘をついてることになるけど、それで夫が傷つくこともないし(むしろ正直に答える方が、夫が傷つくだろうし)、聞いてきた相手が傷つく訳でもありません。

別に誰も傷つかない嘘だったらついてもいいと私は考えているので、そこは割り切って嘘ついて答えます。

 

また「夫が無職だからって、恥じることはない」と思うんです。

夫が無職なせいで、親や知人に借金してるならまだしも、うちの場合は少ないながらも私が稼いだお給料だけで夫婦二人、慎ましく暮らしています。

「無職の人は税金を払っていないから間接的に世の中に迷惑をかけている!」とか屁理屈こねる残念な連中も世の中にいるかもしれませんが。

私たちの住む日本では、私の夫のように配偶者に養われている人をちゃんと法律で認めています。

両親への親孝行が不十分かもしれないけど、できる限り実家に会いに行ったり電話をしたりしています。

結婚するときは反対されて一時勘当状態だったけど、今では両親も私たちのことを理解してくれています。

もしかしたら、理解ではなく諦められているだけかもしれないけど(^_^;)

 

だから、無職で妻に養われている夫はたとえ世間的にはダメな男かもしれないけど、別に世間の方々に生活費を援助していただいている訳ではないし、当然他人様から何かを盗んでいる訳でもありません。

なのに、誰に恥じることがあるのだ!と思うんです。

私は夫と一緒に人生を歩む道を選んだので、そのために夫を養うことについて納得しています。

だから、恥じる必要はない、と思って生きています。

 

もしあなたの彼や旦那さんが無職なために辛い思いを抱いているなら、世の中にはかぜうさのような女性もいるんだ、と知って、気持ちを軽くしていただければ幸いです。

周囲や世間の人たちに理解してもらうのは簡単ではないけど、別に理解してもらえなくてもいいじゃないですか。

一番大事なのは「私たち自身が幸せかどうか」なのですから。

 

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